JAHTA認定コンパニオン・ドッグ・トレーナー(家庭犬のしつけ訓練士)とは?

JAHTA認定コンパニオン・ドッグ・トレーナーは、NPO法人 日本動物衛生看護士協会が実施する家庭犬のしつけ訓練士の認定資格です。犬と人間が充実した生活を送るためのしつけやマナーを教える訓練士として、専門的な知識と技術を習得していることの証明になります。

学べる内容

  • 動物と衛生に関する法規
  • 家庭犬に関する知識と技能(犬種と特性、行動、飼育管理・事故防止、家庭犬のしつけと訓練)
  • 飼主に対する家庭犬のしつけ方の指導とアドバイス

資格取得までの流れ

JAHTA認定コンパニオン・ドッグ・トレーナー取得希望者は、日本動物衛生看護士協会が認定する家庭犬のしつけ訓練について学べる専門学校等に通います。専門学校で2年以上学び、卒業または卒業見込み者と認められたら試験の受験資格を得られます。

その後、コンパニオン・ドッグ・トレーナーのライセンス試験を受験するか、協会が実施する特別講習を受講後にライセンス試験を受験します。全ての試験に合格したらコンパニオン・ドッグ・トレーナーとして認定されます。

資格取得までにかかる費用

受験料や登録料以外に、受験資格を満たすために必要な認定校への通学費などが別途必要なので注意してください。

受験料 ¥10,000
登録料 ¥5,000

※試験不合格者には登録料のみ返金

資格試験について

受験資格

  • 家庭犬のしつけ訓練に関する2年以上の課程を修了し、協会が指定する認定校を卒業または卒業見込みの者
  • 協会が指定する認定校を卒業または修了(見込者を含む)し、協会が指定する家庭犬のしつけ訓練に関する講習会を受講した者
  • 出題形式

    ・筆記試験・実技試験・面接試験にて総合的な試験が行われます。

    試験時期・試験会場

    ・筆記試験
    平成30年12月9日
    学校法人ヤマザキ学園 渋谷本校舎

    ・面接試験
    平成31年2月14日
    学校法人ヤマザキ学園 南大沢キャンパス

    資格の合格率・難易度

    コンパニオンドッグトレーナーのライセンス試験の合格率は毎年95%前後です。つまり、ほぼ100%の受験者が試験に合格し、コンパニオンドッグトレーナーライセンスを取得していることになります。

    試験自体は難しくないため、協会認定校でしっかり家庭犬の訓練について学び、受験資格を得ることが大切だと分かります。

    資格の活用方法

    コンパニオンドッグトレーナー取得者の主な就職先は、ペットショップや動物病院、しつけ教室、介助犬や救助犬の訓練施設です。

    コンパニオンドッグトレーナーは民間資格なので、無資格でもドッグトレーナーとして働くことができますしかし、ドッグトレーナーの求人の多くはコンパニオンドッグトレーナーの資格取得者を応募条件としているため、ドッグトレーナーは必須の資格と言えるでしょう。