公開日:2019年05月26日 最終更新日:2019年10月07日
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JKC公認愛犬飼育管理士は一般社団法人ジャパンケネルクラブの発行する民間資格です。多くの自治体で動物取扱責任者になるために必要な要件の一つの「公平性及び専門性を持った団体が行う客観的な試験」として指定されている資格で独立・開業を目指している方にオススメの資格です。
詳細は環境省認定の民間資格とは?を参照ください。
この資格は、動物愛護法の理念に基づいて作成されたテキストを使用した講習会を受講し、講習会に続いて同日に行う筆記試験に合格した方のみに付与されます。
基礎的なペットの飼育方法やペットに関わる法律である、動物の愛護および管理に関する法律を中心に学ぶことのできる資格です。具体的には以下の内容で試験前に講習が行われています。
愛犬飼育管理士の講習と試験は1日で行われます。
まずは、教本を元にした講習があり、その内容を踏まえて試験が行なわれます。1日で講習と試験が行われることは、忙しい方や早く資格を取得したい方には嬉しいですね。
資格を取得することで最低¥23,700が必要になります。受講料と試験受験料に加えてJKC会員になることが必須となっているので注意してください。また、JKC会員になることで年会費が発生します。
受講料 | ¥7,300(テキスト代含む) |
試験受験料 | ¥7,000 |
JKCの愛犬クラブ会員入会金 | ¥2,000 |
クラブ会員年会費 | ¥4,000 |
資格登録料金 | ¥3,400 |
受験資格は特になく、講習を受ける日に満18歳以上であれば、愛犬飼育管理士の講習、試験を受ける事が可能です。一方、大変人気な資格なので受付開始時に申し込みを行わなければ満席になってしまい受験できないことが多いため事前に受付情報を確認しておくことをお勧めします。
午前9時30分より受付を開始し、10時から15時まで休憩をはさみながら講義が行われます。
その後、15時30分から筆記試験を行います。試験時間は1時間で試験は五者択一・25問となっています。
2019年は下記の日時と場所で行われます。受験申込開始日時は会場によって異なるため、事前に情報を見ておくことをおすすめします。試験会場と申し込み開始日時
合格率は実施回によって変わりますが、8割~9割の方が合格するとのことです。特に合格点数は設定されておらず、複数外部有識者によって合否を判定されています。
講習の内容をしっかり聞き、試験に望めば合格はほぼできると言っていいでしょう。
ペットシッター、トリマー、ドッグトレーナー、ペットホテル等のペット業界で独立・開業するためにこちらの資格を取得されることが多い資格です。この資格を持っていることで動物取扱責任者になるための要件として認められ、動物取扱責任者になることができます。
動物取扱業についての詳細は環境省認定の民間資格とは?を参照ください。