同伴犬訓練試験(BH)とは
同伴犬訓練試験とは、一般社団法人JKC(ジャパンケンネルクラブ)が実施する試験です。試験の目的は、市街地や公共の場で犬を伴って行動する際、安全で他人に迷惑をかけないよう訓練されているかどうかという犬の社会性を見るものです。
資格取得までの費用
・受験料は、5,300円
・登録料は、3,400円(A 期間内)または5,600円(B 期間外)
受験資格について
・飼い主がJKCクラブ会員であること
・愛犬は生後15カ月1日以上のJKCクラブ登録犬(ウェイティングリスト登録犬含む)
資格試験について
今後、同伴犬訓練試験を受験しようと考えている方は、以下を是非参考にしてください。
試験内容
試験は、セクションA「服従審査」及びセクションB「往来における審査」の二つ
の試験からなります。
<セクションA>
基本的な服従訓練を主として、特に脚側行進に重点をおいている。
<セクションB>
本来は一般の道路において実施することが良いが、訓練競技会会場の仮定の道路
で行い、犬が往来において起こり得る様々な状況の中、どのような態度を示すの
かという、全体的な印象が決定的な要因となる。
評価方法
・セクションAは、獲得可能最高得点60点の内、70%以上(42.0点)の得点を獲得し
なければなりません。獲得できなかった受験犬は、セクションBを受験することがで
きません。
・セクションBにおいて、全ての課目が「可」と評価された場合に試験合格となります。試験終了後、試験委員は点数を公表せず、試験の合否のみ発表します。不合格の場合、当該試験を再受験することはできますが、再受験の際に必要な経過日数は不要です。
具体的な審査内容
<セクションBの場合>
- 1.群衆との遭遇
- 2.自転車に乗った通行人との遭遇
- 3.自動車との遭遇
- 4.ジョギング中の通行人やインライン・ローラースケーターとの遭遇
- 5.他の犬との遭遇
- 6.リードが固定状態にある、指導手によって一時的に取り残された、受験犬の交通に対する態度、他動物に対する態度
こんな方におすすめ
愛犬が社会に出ても、人とうまく生きていくことができるか、他の人に危害を加えたりしないかを確かめたいときに受験することが望ましいです。