家庭犬訓練試験とは
家庭犬訓練試験とは、一般社団法人ジャパンケネルクラブ(以下、JKC)が認定している試験で、日頃のしつけの成果を試すテストです。試験を通して愛犬の訓練レベルを測ることができます。
この資格は、“愛犬が取ることのできる資格”であり、一般的にトリマーやドッグトレーナーなど、“飼い主さんが取得する資格”とは異なります。です。
資格取得までの費用
1科目につき【5,300円/1頭】
受験資格について
・愛犬の所有者名義がJKC会員であること
・生後9カ月1日以上のJKC登録犬
※なお、愛犬のJKCへの登録については、受験時に同時加入することもできます。
資格試験について
以下が家庭犬訓練試験についてです。受験を検討されている方は是非参考にしてください。
受験課目
CD1(家庭犬訓練試験初等科)
CD2(家庭犬訓練試験中等科)
CD3(家庭犬訓練試験高等科)
CDX(家庭犬訓練試験大学科)
※基本的には、やさしい科目から難しい科目へと、順を追って受験しなければなりませんが、複数の科目を同時に受験することも可能です。
具体的な試験内容
レベルでいうと2番目にやさしい試験(CD2)の内容を紹介します。
- リード付き歩行 (=紐付脚側行進)
- リード無し歩行 (=紐無し脚側行進)
- 呼び戻し (=停座及び招呼)
- 伏せ (=伏臥)
- 立って (=立止)
- 歩行中の伏せ (=常歩行進中の伏臥)
- 歩行中のお座り (=常歩行進中の停座)
その他の詳しい試験内容はこちらをご覧ください→https://www.jkc.or.jp/modules/events/img/info_training_official_regulations2016.pdf
合格基準
【各課目の得点60%以上】かつ【合計得点70%】で合格。得点に応じた評価がなされます。
訓練場所
・JKC公認訓練所
・最寄りの訓練競技会
・ドッグショーで併催される「公開訓練試験」会場
こんな方におすすめ
家庭犬訓練試験は、日頃のしつけの成果を試すテストです。試験を受けるとなると、愛犬に対するしつけのやり方や臨む姿勢にもいい影響が見込めます。力試しのつもりで受験されることをお勧めします。