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ドッグホストって何?仕事内容や必要な資格を解説

ドッグホストってどんな職業?ペットシッターとの違いは?

ドッグホストってどんな職業?

ドッグホストとは、他のお宅の犬を自宅でホームステイさせる人のことを言います。

「ペットホテルの環境が愛犬に合わない」や「24時間、愛犬をみてほしい」、「ペットシッターが自宅に入るのには抵抗がある」など、これまでペットを見てもらう際に問題視されていた悩みを解決するのがドッグホストの役割です。

仕事内容

主な仕事内容は、他の飼い主さんからわんちゃんを預かり、代わりにお世話をすることです。

具体的には、飼い主さんとの事前面談から、わんちゃんの散歩、餌やり、写真付きのレポートの送信などがあります。

ペットシッターとの違いは?

ペットシッターとドッグホストで大きく違うのは、依頼者のわんちゃんを依頼人宅でお世話するか、ホスト宅でお世話するかです。

ペットシッターは依頼人の家を訪問し、ペットのお世話を代行するのに対し、ドッグホストは依頼人のペットをホストの自宅でホームステイさせ、お世話します。それぞれに良さがあるので、愛犬にあったお世話の仕方を見つけてみてください。

ドッグホストの年収

ドッグホストの年収は、ホストによりまちまちです。ホスト自身で料金を設定できる上、預かる頭数や日数など個人差があるからです。

参考程度にホスティングの年収を考えましょう。ホスティングの相場は、一泊あたり¥5,000~¥7,000であり、仲介手数料30%を引いた¥3,500~¥4,900と言われています。仮に一週間預かる場合、¥24,500~¥34,300程度。一ヶ月であれば、10万〜13.5万円ほど。一年で計算すると、およそ120万〜160万円になります。

トリマーの年収がおよそ180万〜250万円前後と言われているので、トリマーより少し低い年収と考えられます。

しかし、預かる頭数を増やしたり、料金を高く設定することで報酬の幅は大きくなります。

ドッグホストに必要な資格とは

ドッグホストになるために必要な資格はありません。基本的には、誰でもドッグホストに応募することができ、審査を通過すれば晴れてドッグホストになることができます。

もちろん、ペットの命を預かる以上、動物に関する知識やスキルがあるに越したことはないです。

DogHuggy社の公式HPには、「動物関連の資格がなくてもドッグホストになれますか?ーーーわんちゃんへの愛情と学ぶ意欲があれば大丈夫です。獣医師などの専門家が在籍する運営局のサポートを受けながら安心して活動をすることができます。」と記載されています。参照【よくある質問】

そのため、動物に関する知識や資格がなくても安心です。

ドッグホストになるための手順

ドッグホストなるにはいくつかの手順を踏まなければなりません。

1.ドッグホスト説明会に参加する

ドッグホスティング活動を行うにあたり、気になることや不安なことを相談することができます。ホストの仕事や手続きについても直接相談することで悩みを解決しましょう。説明会は、在宅・オンラインにて無料で受けることが可能です。

※ドッグホスト説明会は、誰でも参加可能。ドッグホスト説明会への参加はこちら

2.ドッグホスト審査を受ける

説明会で学んだ内容を踏まえて、ドッグホスト審査を受けます。一次・二次審査とあり、一次審査はペーパー審査。二次審査は、面談審査となります。両審査ともオンラインで受験することが可能です。

3.業登録手続きを行う

必要な書類を準備し、窓口にて申請。登録証が交付されてようやくドッグホストとして活動できます。

ドッグホストに向いている人は?

心から動物好きな人

ドッグホストは、動物をお客様とする職業です。言葉を話さないお客様との意思疎通が必要なため、「動物と触れ合いたい」などの安易な理由だけでは務まりません。中には、飼い主のしつけによって、落ち着きがなかったり、新しい環境に不安で襲ってくるわんちゃんもいます。こうしたことからも、動物にどれだけ愛情を注げるかが重要なのです。

コミュニケーションをうまく取れる人

ホスティング活動は、依頼者である飼い主さんとの面談を通して正式に決まります。飼い主さんの要望に答えたり、わんちゃんのお世話の仕方を聞くなど、コミュニケーション能力は必須条件です。飼い主さんとの信頼関係を築き、ペットを預ける際の不安を取り除きましょう。

最後に

ドッグホストは、今もっとも注目されている仕事の一つ。犬を預けたいニーズは高まりつつあるので、今後ますますドッグホストの数は増えていくことでしょう。わんちゃんへの愛情を持っている方には天職なのではないでしょうか。